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「強盗殺人犯の兄」を持った弟がこの小説の主人公。 自分が罪を犯した訳では無いのに、犯罪者の弟とレッテルを貼られ、人生を狂わされてしまう(お兄さんも、弟を思っての行動が犯罪に繋がってしまい不運なんだけどね) 夢や恋愛や就職など 当たり前の生活を彼はしようとしてるだけなのに 結局は お兄さんの存在で駄目になってしまう 何か罪を犯す事、それは加害者本人だけが罪を償うだけで済むものではなくて 加害者の家族も共に苦しむ事になる。 それがこの小説の最大のテーマでその境遇に置かれた弟の苦悩や差別・偏見とどう向き合って行くか、などが書かれている。 「差別は当たり前なんだよ。 我々は君のことを差別しなければならない。 自分が罪を犯せば家族も苦しめることに事になる・・・ すべての犯罪者にそう思い知らせるために・・」 本を読んでると 主人公の境遇ってあんまりだよ! なんて 思うんだけど実際に 身の回りに強盗殺人の弟・家族が居たら 自分はなんの偏見を持たずに接する事が出来るのか など考えさせられる。 お話としては お兄さんから 毎月送られてくる手紙があるんだけど 最後はすごくその内容が切なくて… 映画にもなってるのでDVDも見てみたいと思います! スポンサーサイト
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